2004年夏合宿しおり〜編集長のコメント

◆写真は今年の夏合宿のしおりです。見にくいですが、右上は風鈴、左上はトンボが描かれています。この8月末にあった合宿について現役にうかがいました。
◆今年の夏合宿は人数が多すぎてJRの団体切符が取れず、パスを借り切って行った。集合は京都駅烏丸中央口TIS前9時。9時半出発で16時半現地着。往きのバス車内ではレク担当がクイズなどゲームをしてくれて午前中は大いに盛り上がったが、午後は昼寝の時間となった。このようにバスで合宿に行くなど団史上初のことではないかと思われる。列車だと四人掛けの椅子のグループだけの交流になるが、バスだと全体で楽しめるし、貸切だから気兼ねなく騒げるので悪くはないのでは。
◆宿は「ビジット・イン・ギンレイ」長野県小谷村栂池。冬はスキー場のロッジで夏は合宿地となっている宿。2階が12部屋あって宿泊室。1階に男女風呂、食堂と「道場」と名の付けられた練習場。洋式床でピアノがあるが調律が出来てなくてほとんど使えなかった。前年までのくれない荘と同様に餅つきはしてくれた。
◆日程は8月22日(日)〜29日(日)の7泊8日。真中の4日目に川までハイキング、その夜は練習であるが、その翌日夜に花火大会。キャンプファイアーは現地とうまく調整が取れず、出来なかった。夜は7回あるが、うち4回は夜間練習8時半〜10時と練習熱心である。
◆夜の12時になったら寝ることになっているが、誰も寝ない。例によって酒盛りなどあって、特に1回生たちはノリまくっていて4時、5時まで起きているのもいた。そのため風邪引きなどの病人がたくさん出た。タイムキーパーが朝起こしまわるので、朝7時半からの体操には出るが、みんな死んだ顔つきであった。しんどいのは技術委員で、たいてい夜の10時練習終了後、12時頃まで委員会が持たれる。
◆最終日は音楽会とコンパ。音楽会といっても今の団では演芸会に近い。女の子2人が二人羽織の出し物をして、顔中ケーキのクリームだらけになったりした。又、漫才にも参加者があり、なにやら歌って踊る出し物もあった。今の団員はこういったバラエティ番組的なものでよくノルし、喜んで参加するようである。その後のコンパは徹夜である。思えば私の頃の音楽会は、純粋音楽会で漫才など考えられなかったです。女の子が出てきて二人羽織をするなんて、私の当時の団の女性ではまずありえなかったと思いますね。
◆最後の解散の日は恒例の回生別旅行となる。一回生は手打ち蕎麦つくりをした。三回生はガラス工房でガラス玉つくりをした。最終的にはJR松本駅集合して、真夜中1時過ぎ発の夜行でそろって帰る。私の頃は最後の日は現地解散で、それぞれ旅行に行ったり、すぐ帰ったりでバラバラでしたね。今から10年ほど前に帰りは回生別旅行というパターンが出来たみたいです。それにしても体験ツアーは楽しそうですね。
◆費用は宿泊・交通・雑費などで4万3千円。私の頃は帰りの電車賃を入れずに1万6千円でした。
◆上記の通り、夏合宿は基本的に私の頃と同様な行事をしております。ただ団の半分以上が1回生ですから、かなりにぎやかなものだったでしょうね。楽しそうでよかったと思わいます。