演奏会の表紙から〜編集長のコメント

<第26回演奏会>
◆1983年第26回定演プログラム表紙。この定演は元通りの4ステ構成。1ステがフォスター作品集、木村哲史氏指揮で「Ring、Ring Duh Banjo」「Old Folks at Home(Swanee River)」「Jeaney with The Light Brown Hair」「Oh ! Lemuel !」「Come Where My Love Lies Dreaming」、以上5曲。
◆2ステが村上精二氏指揮、高田三郎作曲の「水のいのち」。3ステがポピュラーで「AROUND THE WORLD」。4ステが日浦氏指揮のモーツァルト「聖三位一体の祝日のミサ」K167、府大管弦楽団の伴奏付。表紙のヨーロッパの城か教会風の建物の絵は、4ステのミサ曲を意識してのものでしょうか。
◆3ステージが世界の曲を集めている。次の通り異常に沢山の曲である、全26曲…マンチェスターとリバプール・故郷の空・OH!シャンゼリゼ・アピニヨンの橋の上で・エーデルワイス・ローレライ・フニクリフニクラ・サンタルチア・踊ろう楽しいポーレチケ・森へ行きましょう・気のいいあひる・月の砂漠・インドの歌・シルクロード・ボルガの舟歌・ステンカラージン・黒い瞳・カリンカ・さくらさくら・アメリカ国家・リパプリック讃歌・黄色いリボン・聖者が町にやってくる
◆3ステでは文字通り歌の世界一周をしたわけであるが、もちろん歌ったのは上記各曲の全部でなくサワリだけを歌ったりしての曲数であった。しかしこの定演はこのポピュラーステージのおかけで2時間を越える超大作となってしまった。
◆この定演プログラムは今までのB5ではなく、A4サイズで作られているが、内容はシンプルで「ごあいさつ」に曲目紹介と簡単な指揮者紹介、団員名簿で、いつものにぎやかなパート紹介のページがなくなっている。
◆世の動き…ロッキード事件で田中元首相実刑判決、日本海中部地震、「荒れる中学」で対教師暴力目立つ、戸塚ヨットスクールが社会問題に、東京ディズニーランド開園、ワープロ普及し始める、大韓航空機がソ連戦闘機に撃墜さる、ラングーンで韓国要人爆破テロ、ノーベル平和賞にポーランドのワレサ、ピアニスト・ホロビッツ初来日、邦画『乱』、『おしん』人気 《言葉》義理チョコ、ニャンニャン 《府大では》大学院農学研究科に博士課程設置