◆1986年29回定演のプログラム表紙(左)はデザインの雰囲気が前年の28回プログラムと対照的に作られているようですね。絵が共にクリスマス関係のプレゼント箱とクリスマスツリーで、28回が白地に赤色印刷、29回が黒地に白抜き印刷です。 ◆この年は団存亡の危機の年でした。何しろテナーで去年の定演ステージに立った1回生1人、2回生2人、3回生1人の計4人全員揃って辞めたため、年度当初はテナーがゼロとなったのであります。結局男声はベースのみの6人で、全体で18名の団となってしまった。技術委員は女声PL2人と正副指揮者のベース2人の計4名のみであった。とにかく新勧で頑張ってテナーに初心者4名の新人を迎え、定演の時には37名の団員となっていました。アアよかった。 ◆写真右がパート紹介の男声のページで上の4名が団の宝物であるテナーの1回生四人、上段左が梅田光夫氏(2年後の幹事長、朱雀高)、上段右が川泉美孝氏(洛南高)、二段目左が田辺真視氏(翌年から指揮者、岐阜北高)、二段目右が山田英之氏(清水谷高)。6月のジョイコンの府大単独ステージでは日浦さんが助っ人でテナーに入ってくれたそうです。ベースの2人の指揮者がテナーのPL役になって、夜もテナーの誰かの下宿にテナー全員集合の合宿しての特練で鍛えました。とにかく定演は何とかこなしたのですが、苦しかったことは想像に余りあります。 ◆1ステが長崎徹氏指揮で小林秀雄作曲の組曲「落葉松」…飛騨高原の早春・あなたとわたしと花たちと・瞳・落葉松。2ステがブルックナーのChoral−Messeを安藤浩明氏の指揮で。3ステがPOPステージ「街の一日」をピアノ、パーカッション、キーボード、ギター伴奏で、曲目はChikyû
no Nakama・Asa Ichiban Hayainowa・Chikatetsu no “Zaji”
・OB-LA-DI-OB-LA-DA・Shôwa Kare Susuki・Raindrops keep fallin’ OnMy
Head・Over The
Rainbow・Abayo・ONE。4ステがマーラー作曲「さすらう若人の歌」を日浦氏が編曲して指揮。 ◆世の動き…土井たか子が社会党初の女性党首に、チェルノブイリ原発事故、米スペースシャトルが空中爆発、エイズ禍世界に広がる、清水脩(74)死去 《言葉》激辛、やるっきゃない、レトロ、元気印、ぷっつん、美味しんぼ、死んだふり
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