演奏会の表紙から〜編集長のコメント

<第30回演奏会>
◆1987年第30回定演プログラム表紙ですが、なかなか凝っています。楽譜は手書きのもので、それがモーツァルトの横顔に見えるように歪められて描かれています。パソコンで処理したのではなく、どうも手書きで出来ているようで、自分たちの手でやったとしたら、非常に大したものです。よく出来た表紙です。ちなみにこの年はテナー人数は8人になっていました。まずは安泰。
◆全3ステージで、1ステが長崎徹氏指揮で萩原英彦作曲の組曲「動物たちのコラール」…小さいあひるの祈り・ちょうの祈り・のみの祈り・小鳥の祈り・ガゼルの祈り。2ステが田辺真視氏指揮のPOP「ある夜、駅は…」星に願いを・Canon・TAKING OFF・Around The World・Chitty Chity Bang Bang・Shall We Dance・Finale−Annieより・君が通りすぎたあとに。3ステはOB合同ステージで日浦氏指揮でモーツァルト・レクイエム、オケ伴付。OB参加は54名。
◆パート紹介のページて「アルト度チェック」が面白いです。《主旋律を歌うと体中に力が入る・おだてに弱いと思っている・所属パートに対する帰属意識が強い・「スンマセン」と簡単に言ってしまう・歌を聞くとすぐ三度下を歌ってしまう・人の言動を自己の感性のみに基づきチェックしてしたがる・巻き舌を喜ぶ・“私は日陰でいいのよ”という演歌に妙に共感する・開演直前にパートで必ずやる儀式がある・「まあアルトやし」と何でも簡単に言ってしまう・発声の時けなげに高音まで出してみたりする・可愛いメロディーをいつの間にかコワイ旋律に変えてしまうetc》チェック度最高でアルトのパーリー、次いで「熟練アルト」、その下が「中だるみアルト」、さらに下が「使い走りアルト」だそうで。
◆世の動き…竹下政権発足、大都市で地価暴騰し地上げ屋横行、国鉄が分割民営化されJRに、利根川進氏にノーベル医学生理学賞、エイズパニック、大韓航空機墜落し「蜂谷真由美」がバーレーンで逮捕、ソ連でペレストロイカ路線が前進、立体迷路ブーム、洋画『ブラトーン』 《言葉》サラダ記念日、懲りない面々、ディンクス、朝シャン、フリーター 《府大では》国公立大学入試A・B日程方式となり、本学はB日程で2次試験実施