演奏会の表紙から〜編集長のコメント

<第31回演奏会>
◆1988年第31回定演プログラムの表紙。表紙の幼女の絵は演奏曲目と関係なさそうです。演奏会のあった12月は昭和天皇病状悪化で、日本社会は表向きあまり派手なことは出来ない雰囲気にありました。といっても我が団の定演プログラムにそのようなことが反映されたわけでもないでしょう。
◆1ステは3回生田辺真視氏指揮の池辺晋一郎作曲の混声合唱による童話「淋しいおさかな」、童話ですからやたら歌詞が長いです。2ステは小林卓司氏指揮で多田武彦作曲の組曲「季節のたより」…冬のもてこし・松径・七月は鉄砲百合・祖母・虫くひ寺・蟋蟀・剥啄・こんこんこな雪ふる朝に。これらの曲のうち「松径」と「蟋蟀」とは愛唱歌集に収録されました。
◆3ステはPOPで題して「祭」で、エレクトーンやギター伴奏で…村祭・OB-LA-DI,OB-LA-DA・光のカーニバル・お祭りマンボ・HAPPY X’MAS(WAR IS OVER)…といった曲目。4ステが日浦氏指揮でラヴェルの「三つのシャンソン」、フォーレの「ラシーヌの雅歌」と「マドリガル」。日浦氏は28回定演でもプーランクを振り、フランス系作曲家もレパートリーとなってきております。
◆パート紹介のページでソプラノのページは双六形式で、双六の升目にパート員一人ひとりの顔写真と紹介が入っています。写真以外の升目に書いてあるのが面白い…「指揮と合唱の出だしが合わず もう一度最初からやり直し」「ALT 音取り完璧、三つ進む」「TENOR 特訓のため一回休み」「BASSのA氏が音ずれを指摘、三つ戻る」「BASSの人数そろわずアンサンブル不可能、スタートに戻る」「コンパで酔いつぶれ二回休み」「SOP 音はずす、三つ戻る」「正指揮者デートのため練習中止、三回休み」「練習場にネコ侵入、練習中断、一回休み」…これらは当時の団での実際をもとにして作ったものと考えられますね(A氏とは安藤氏か?)。
◆世の動き…天皇容態悪化で行事・興行・広告などの「自粛」相次ぐ、リクルート疑惑で宮澤蔵相辞任、青函トンネル・瀬戸大橋開通、地下鉄烏丸線竹田へ延伸し近鉄と相互乗入、米大統領にブッシュ当選、イラン・イラク停戦、ソウル五輪、邦画『となりのトトロ』、反原発運動、長岡京記念文化会館開館 《言葉》ペレストロイカ、ボディコン、アグネス論争、ドライ戦争(ビール業界)、自粛、オバタリアン、ツーショット 《府大では》5号館(生活科学部)増築竣工