演奏会の表紙から〜編集長のコメント

<第34回演奏会>
◆1991年第34回定演プログラム。表紙の絵はニワトリに乗った欧州中世風の男性で、何の意味かは私にはよく分からんであります。
◆全部で4ステージ。1ステが根津由美子氏指揮で広瀬量平作曲の混声合唱組曲「海鳥の詩」…オロロン鳥・エトピリカ・海鵜・北の海鳥。
2ステは田村敏氏指揮で多田武彦の組曲「白き花鳥図」…黎明・珠数かけ鳩・白牡丹・鮎鷹・老鶏・白鷺。
3ステはPOPで「魅惑の宵」…Tonight(ウエストサイド物語)・Tea for two(ふたりでお茶を)・白い恋人たち(白い恋人たち)・唯一度だけ(会議は踊る)・愛のテーマ(ゴッドファーザー)・Time for us(ロミオとジュリエット)・魅惑の宵(南太平洋)。
◆4ステはバッハのモテット「Jesu, meine Freude」。日浦啓全常任指揮者最後のステージです。1969年にわが団の客演指揮者となられてから23年間定演で振っていただいた日浦氏も前年に高知大学に栄転され、団ともお別れのステージです。最初に客演指揮者となって振った曲は12回定演でブラームスの「哀歌」でした。締めくくりはバッハで日浦さんらしい選曲だった思います。日浦さんが常任を去ることにより、ここでわが団の歴史にも一つの節目が出来たと思います。ヒーさん長らくありがとうございました。
◆パートのメンバー紹介からいくつかを載せます。SOP…「まりりんは、かわいい、きれい、おちゃめ。いくつ並べても言い切れないわ。なんて書く私はエライ」「(女性指揮者)日常は、ねこ。かわいい。指揮の時、年齢・性別消失。一部でおやじといわれるが、味のある人物」。ALT…「不覚とはいえ暴れ馬アルトの手綱をしっかと握りロデオの如く乗りこなすパートリーダーのすみこさん」「ゆう子ちゃんはとってもかわいい子。自称酒嫌いの彼女はコンパで密かに一言。『ポン酒どこ?』」。TEN…「副幹事長の栗ちゃんは、自然を愛する好青年ですが、長老T木氏の教育と本来の性質によって見事にオヤジ化し、もう酒を飲んで暴れなくなりました」。BAS…「西武とマクラーレンが嫌いな大畑さんにとって今年は最低の年。一方団内ではうさんくさい人物として通っており、電話を止められることもたびたびある」。
◆世の動き…米軍主体の多国籍軍がイラク攻撃開始し湾岸戦争勃発、バブル経済崩壊、雲仙普賢岳噴火で大規模火砕流、信楽高原鉄道衝突事故、ソ連共産党解散・ソ連消滅、モーツァルト没後200年祭が世界各国で、ピアニストのゼルキン(88)・ケンプ(95)死去、大相撲千代の富士引退 《言葉》おやじキッズ、バーチャルリアリティ、損失補てん