演奏会の表紙から〜編集長のコメント

<第37回演奏会>
◆1994年第37回定演プログラムの写真。35回定演から表紙のデザインがまちまちになってきて、各年で統一が取れていません。この表紙写真の揺り篭の赤ちゃんは2ステのマザーグース・メロディー「子守歌」をイメージしてのものでしょう。
◆1ステは虎山一郎氏指揮で萩原英彦作曲の混声合唱組曲「深き淵より」で、詩は盲目の詩人ゆきやなぎれいの詩集「うたをうたってあげたい」です…想い出になりきれない想い出・雪の音・夜更けの珈琲のかおり・いえすへの こうぎ・うたを うたって あげたい。4番目の曲「いえすへの こうぎ」の詩が印象的です。その一節は「…あいにみちているはずの あなたは ただひとりの おとめをさえ けんめいに あいさなかった そんな あなたを わたしは しんじない…」。
◆2ステは高橋俊勝氏の指揮で木下牧子作曲、混声合唱のためのマザーグースメロディー「こまどりをころしたの だれ?」…ねこちゃん・おかみさん 今夜のおかずは何?・クリスマスの朝・ロンドン橋・子守歌・目の見えない三びきのねずみ・こまどりをころしたの だれ?・キラキラ星
◆3ステはPOPで題して「…そしてひとつに」。題名を聞いても何のことか意味が分かりませんね。曲目は次の通り…花 荒城の月 浜辺の歌・ВНИЭ ИО МАТУШКЕ ИО ВОЙЯЕ・AMERICA・Die Lorelei・We are The world
◆4ステは中川裕一先生指揮のプッチーニ「Messa di Gloria」よりKyrie・Gloria。ピアノ伴奏付きで。
◆この年を最後に本当に長い間わが団がお世話になった河端先生が府大を去られます。プログラムの先生のご挨拶から一部引用させていただきます。「私事になりますが私が顧問をお引き受けしてから31年間合唱団の歴史と共に歩んでまいりましたが今回が顧問としての最後の演奏会となり感慨も一入のものがあります。その間合唱団の分裂の危機、大学紛争時代の何とも言えない嫌な時代もありましたが、若い団員の諸君と過ごせた楽しい思い出は何ものにも代え難いものとなりました」。31年間という長い期間、河端先生本当に有難うございました。
◆世の動き…自民・社会・さきがけで連立村山政権、記録的猛暑で大渇水被害、大江健三郎にノーベル文学賞、オリックスのイチローがMVP、パソコンが販売台数でワープロを抜く、金日成主席死去、CD『グレゴリオ聖歌』ヒット《言葉》価格破壊、すったもんだが ありました 《府大では》第2体育館竣工