◇1960年(昭35・定3) 合一会結成
第1回演奏会を執行した団員が府大8回生としてこの年3月に卒団。卒業後も友情を続けていくために合唱団OB会を結成することに。名称は練習場の合同第一講義室にちなんで合一会として5月1日に発足。翌年にF9妹尾さんが府大に助手として残ることになり、やがて合一会長に。ちなみに第1回演奏会の年から合唱団組織はほぼ現在の形に整備され、部長も幹事長となった。妹尾さんの団内経歴は第1回演奏会当時は2回生、3回生で第2代目幹事長。

◇1967年(昭42・定10) 定演第10回記念現役・OB合同ステ、団史発行
定演で第10回記念現役・OB合同ステージを持つ。慣れ親しんだ曲からシューマン「流浪の民」とヘンデル「ハレルヤ・コーラス」の2曲。全5ステージの3ステージ目で指揮はF14日浦さん。
同じく第10回定演を記念して団史『轍』が12月9日の定演開演日に発行される。

◇1977年(昭52・定20) 定演第20回記念現役・OB合同ステ、団史第二号
定演で第20回記念現役・OB合同ステージを持つ。組曲『月光とピエロ』より「秋のピエロ」、組曲『蔵王』より「早春」。現役の全4ステージが終わった後に団の常任指揮者日浦さん指揮で演奏。
同じく第20回定演を記念して団史『轍』第二号が1977年度の3月に発行される。

◇1980年(昭55・定23) 創部30周年記念現役・OB合同ステージ
第23回定演で創部30周年記念現役・OB合同ステージを持つ。バッハ「主よ人の望みの喜びよ」とモーツァルト「アヴェ=ヴェルム=コルプス」の2曲。現役の全4ステージが終わった後に常任指揮者日浦さん指揮、伴奏は府大・府立医大交響楽団有志で演奏。

◇1984年(昭59・定27) 3月に合一会同窓会
3月20日(火・春分の日)に合一会同窓会を開催 ①12~14時 学内コートでテニス 11名 ②14時半~16時 婦人センターにてOB合唱 22名 ③16時半~20時 懇親会(現役も参加で自然発生的に愛唱歌で盛り上がる) 約40名

◇1987年(昭62・定30) 定演第30回記念現役・OB合同ステージ
定演で第30回記念現役・OB合同ステージを持つ。モーツァルト「レクイエム」よりNo.1,2,3,7,8,11,12を最終の第3ステージで常任指揮者日浦さん指揮にて演奏。伴奏は30回定演記念オーケストラ。合同ステージに参加したOBはSATBの順に12、24、6、12、計54名。

◇1990年(平2・定33) 創団40周年記念現役・OB合同ステージ
第33回定演で創団40周年記念現役・OB合同ステージ。グノー「ハ長調ミサ」を最終の第4ステージで常任指揮者日浦さん指揮にて演奏。合同ステージに参加したOBはSATBの順に13、14、7、9、計43名。

◇1991年(平3・定34) 高知大へ行かれた日浦さん最後の定演指揮
これまでの多くの合一会行事での指揮者を引き受けてくださっていた日浦さんですが、この年の定演を最後にわが団の常任指揮者を引退されました。前年10月に職場が府大から高知大学に変わったため。

◇1994年(平6・定37) 金本さん府大教員に
10月にC24金本さんが農芸化学科第三講座助教授として府大に職を得られ、翌年には妹尾さんから合一会長を引き継がれる。またこの年度を最後に1962年から32年間団の顧問をされていた川端先生が府大を退職されました。後任顧問は妹尾さん(1999年府大退職まで、さらにその後任はW26上掛さん)。

◇1997年(平9・定40) 定演40回記念現役・OB合同ステージ
定演で第40回記念現役・OB合同ステージを持つ。フォーレ「レクイエム」を最終の第3ステージにて常任指揮者中川裕一先生で演奏。合同ステージに参加したOBはSATBの順に47、42、16、24、計129名。観客数1641名は定演史上空前の記録。会場は前々年に完成した京都コンサートホール大ホール。練習は2月以降10月までは毎月土曜と日曜の2回を開催。加えて10月は大津市内のユースホステルで土日の一泊で合宿。あと11月は土曜と日曜それぞれ2回ずつの練習を持って11月30日(日)の本番を迎えております。

◇2002年(平14・定45) 定演当日に「愛唱歌の会」、合一会HP立ち上げ
定演45回を記念して「愛唱歌の会」を定演当日の12月1日(日)午前10時から府大練習場にて開催、参加者47名。打ち上げは桂会館での昼食会。その後参加者の多くはコンサートホール小ホールにて14時半開演の定演に行きました。
パソコンに詳しいD24武さんが合一会HPを立ち上げてくださいました。以後色々な改良を加えて現在に至っております。

◇2004年(平16・定47) 3月と11月に「愛唱歌の会」、団史第三号
3月20日(土・春分の日)に「OB・現役が共に愛唱歌を歌う会とコンパ」開催。練習参加OBは20名、コンパは17名。午後2時半から大乗寺にてOBの練習、4時から府大にて現役と合同練習、5時から大乗寺にてコンパで8時終了。
11月28日には「定演の日に愛唱歌を歌って昼食する会」開催。参加者25名、11時開始で12時45分から買出しした食べ物で食事会。その後多くの方がコンサートホール小ホールで14時半開演の定演へ。
1987年の第30回定演を記念して発行される予定だった団史『轍』第三号がこの年の秋に発行される。

◇2006年(平18・定49) 3月「OB・現役で歌う会」
3月12日(日)大乗寺にて「OB・現役で歌う会」を、翌年の定演第50回記念現役・OB合同ステージへのステップ台として11~13時過ぎまで開催。OB28名、現役20名参加で「松径」と「夢見たものは」の2曲をP練習後アンサンブル。続いて同会場にて宅配寿司で懇親会を新旧世代混じって3時間近く開催。

◇2007年(平19・定50) 定演50回記念現役・OB合同ステージ
定演で第50回記念現役・OB合同ステージを持つ。三善晃作曲、滝廉太郎作品「童声・混声合唱と2台のピアノのための『日本の四季』」を最終の第3ステージにて技術顧問伊東恵司先生の指揮で演奏。合同ステージに参加したOBはSATBの順で31、17、11、12、計71名。会場は京都コンサートホール大ホール。練習は2月18日(日)に持って以降10月までは毎月土曜と日曜の2回を開催。あとは11/17、12/2、12/8で、本番は12/9(日)でした。

◇2012年(平24・定55) 金本会長が3月に府大を退職して京大へ
金本会長の前任者の妹尾さんの時代から合一会長は府大の教員で常から現役とも接触が多く、会報発送など合一会用務を現役に指示してやってもらうことが出来ていました。ところが会長が府大外に出てしまうと、そのような業務執行が難しくなります。そこで事務的な仕事を引き受けてくれる会員を会報で募集しましたが簡単には見つかりません。そこで府大に自転車で行き来できる距離に住んでいたC25石田が、それまで合一会長が受け持っていた事務局長的な仕事をなし崩し的に引き受けていくことになり、やがては合一会行事の企画・運営まで取り仕切るようになって現在(2020年)に至っております。

◇2014年(平26・定57) 10月「愛唱歌を歌う会」と「懇親会」
10月26日(日)に合一会総会と称して府大にて親睦行事を開催。第1部は「愛唱歌を歌う会」で午前10時から練習場にて80名の参加で歴代愛唱歌を6人のOB指揮者にて歌いました。第2部は13時頃から学内レストラン「たまご」にて懇親会、77名参加。

◇2015年(平27・定58) 9月「OB・現役で愛唱歌を歌う会」
9月26日(土)に府大練習場にて標記の会合を開催。第1部は午後1時から現役技術委員会主導で発声練習してから「松径」「ライド・ザ・チャリオット」「遥かな友に」の3曲のパート練習とアンサンブル。3時半から2時間、過去から現在までの愛唱歌を4人のOB指揮者と現役正副指揮者で演奏。OB参加者は52名。

◇2016年(平28・定59) 9月「OB・現役で愛唱歌を歌う会」と「懇親会」
9月24日(土)に第2回合一会総会と称して府大で親睦行事を開催、OB47名の参加。第1部は練習場にて「OB・現役で愛唱歌を歌う会」は10時から現役技術委員会主導で発声練習してから「古き屯営」「ウォルシンマチルダ」の2曲のパート練習とアンサンブル。その後、過去から現在までの愛唱歌を3人のOB指揮者と現役正副指揮者で演奏。13時から第2部懇親会を学内レストラン「たまご」にて開催、現役と新旧世代OB入り混じって楽しい交流の時間が過ごせました。

◇2017年(平29・定60) 定演60回記念現役・OB合同ステージ
定演で第60回記念現役・OB合同ステージを持つ。J=ラター作曲「マニフィカート」を最終の第3ステージにて技術顧問伊東恵司先生の指揮で演奏。合同ステージに参加したOBはSATBの順で43、33、14、21、計111名、現役も加えて159名の大合唱。会場は京都コンサートホール大ホール。練習日は2月19日(日)に持って以降9月までは毎月1回日曜に開催。あとは10/1(日)、10/29(日)、11/11(土)。本番は12/3(日)でしたので前日の12/2は現役の練習に自由参加としました。先生指揮の練習日は10/29と11/11の2回のみでした。定演入場者数は842名。

◇2019年(令元・定62)  合一会合唱団結成 10月に第1回発表会
一昨年の合同ステージの成功を受けて石田事務局長が発起人となって合一会合唱団を結成。演奏会を目標とせずに毎回の練習で合唱を楽しむことを主眼にして活動。練習は2月から8月までは毎月1回日曜に、9月以降は月2回練習。最後に府大練習場で10月27日に発表会。下記2ステージの間に現役の定演曲ステージ。演奏人数はSATBの順で15,8,5,6計34名、観客は50名ほど。指揮は〔化63〕臼井さん。発表会後に府大食堂にて現役と一緒に懇親会。
# 「外国作品集」バッハ、モーツァルトら6人の外国人作曲家の小品6曲
# 「混声合唱とピアノのための組曲 『みやこわすれ』」全4曲 曲:千原英喜 詩:野呂昶

◇2020年(令2・定63)  合一会合唱団ステージ コロナ禍で中止
この年の1月時点で、合唱団創団70周年記念の名目で現役の定演で合一会合唱団のステージを持たせてもらい、合一会からは苦境の現役財政を支援するという双方利益の形で現役と同意していた。ところがコロナ禍発生で中止することになった。これまでの合一会行事に中心となって参加されてきたメンバーの多くは現時点で60歳代以上で、もし感染すれば重症化のリスクが大きく、コロナ禍終息まで合一会行事の開催は困難と判断されます。